飯綱高原

スキーシーズンにここに来るのは10年ぶりかもしれない。

Kさん自作の電柱ログハウスが十数年前に全焼してしまった。（たぶん地蜂の巣から蜜や蜂の子を取るために煙を出そうとして焚き火をしてその火の不始末で燃えてしまったのではという説が有力。犯人わからず。）
その翌年からKさんを手伝ってログハウス作りを開始してからは雪のない時期だけ行って小屋作りをしていた。
作業用の仮小屋をまず2x4で製作し寝泊まり・炊事等の基地をまず作った。壁組が終わり棟上げのあたりからちょっと忙しくなってあまり来れなくなってしまったがそれまでは月に2〜3日は行って作業をしていた。Kさんが一緒じゃない時や入れ違いの時も多くそれぞれでどんどん進めていた。やりかけの所は多分こうしたいのだろうと想像しながらだ。このあたりは大雑把なログハウス作りならではのいい加減さタップリでこの適当さ加減がまたいいのだ。そもそも図面が存在しない！
小屋の中に入ると壁組をしていた当時を思い出す箇所がそこら中にある。巨大な手作り作品だ、作っていた当事者から見るとさすがに味がある。

近所のHさん夫妻が遊びに来た。Kさんが最初の小屋を作っている同時期に近所で自宅を自分で作っていたのでその頃から親交を深めているとのことだがなんともう23年になるそうだ。

Hさん宅には以前ライナスという犬がいたのだが4〜5年前に死んでしまってからは飼っていない。POOHを見てて懐かしくなってきたのか散歩させたいとのことでレンタル犬として貸し出した。なんだかとってもいい雰囲気のご夫婦である。

二月中旬でスキーとしてはベストシーズンな時期なので雪質は申し分なし！滑りに関しては言い訳のネタが全くないコンディションである。初日はちょっと雪が降っていてスピードを出すと顔が痛かったが二日目三日目は文句なしの天気だ。特に三日目に行った戸隠からは北アルプスも見渡せて絶景！

今回一緒に行ったカヤック仲間のA山さん、東京の人なのだがスキーの腕前もなかなかのもの。POOHもほんの少しゲレンデデビューしたのだが雪で喜び人が多くて喜び少々興奮しすぎて長いリードを噛切ってしまい結局罰として車の中での待機になってしまった。スキーを履いた状態で普通の長さのリードだと犬に先が当たってしまうので危ないのだ。

駐車場からゲレンデに行くときスキーを履いた状態で30メートルくらい引っ張ってくれた。ちゃんと教えると動力として使えるかも！