何とか完成!
籠目編みのロールをカットしてぬるま湯につけておくとかなり柔らかい。6㎜の丸籐で押さえるため溝は8ミリで設定。細いあて木をあてて玄翁でたたきながら溝に入れて別なあて木を置いてクランプで固定して乾燥させる。
ところが乾いた後見てみると乾燥して縮んだことによってかなりの力が発生して丸籐を持ち上げている。
結局先端部分に丸溝をつけた鏨状の物を作って丸籐をたたいて押し込むことにする。角のアール部分はいまいち押し込めない。
周囲をマスキングして低粘度エポキシで接着するのだが所々の隙間にドンドンエポキシが入り込んでいってしまう。
アウトウェールとインウェールの加工が終わり取り付け。バウとスターンのそり上がり部分を少しおとなしくしたので結局蒸し曲げはせずに済んだ。
でもソーキングした意味がなかった。いや、それどころかソーキングしてあった部分の接着がなかなか固まらず何度かやり直し発生
急いだせいかアウトウェールとインウェールの長さがちょっと短いもうスカーフジョイントをしている時間はない。イモはぎだ!
まあしょうがない。あとで直すことにしよう。
デッキはローズウッド使用。木目はいいのだがかなり重い材なので裏側をルーターで掘って軽量化せねば。展覧会から帰ってきてからの作業、結構ありそう。
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